1-1-5 養父市地域おこし協力隊応募に至った経緯と地域おこし協力隊の分類

地域おこし協力隊について調べたことをまとめるとだいたい次のような感じであった。

  1. 採用形態は公務員臨時職員型と個人事業主委嘱型の2種類
  2. 移住が必須で報酬や給与が支給され、更に必要経費も限度額迄支給可能
  3. 起業する場合には別途100万円迄の支援金支給
  4. 活動内容は与えられた課題解決型と裁量権のある自己提案型
  5. 制度そのものに相当な柔軟性があり、構想が現場志向的

正直、国や役所にしては一個人に対して思い切った、大胆な施策と予算付けであり、また、非常にわかりやすい制度だと思った。

この国はやれ地方創生だ!それ活性化だ!などと、雲をもつかむようなきれいごとなお題目をいつまでも並べ立てているだけで、本気で良くしようなどという気はないと思っていただけに、自分としてはかなり衝撃的であり、国の本気度が感じられ、私のような状況では非常にありがたい制度であると思った。まあ、裏を返すとそこまで地方が追い込まれ、切羽詰まった状態であるのかとも。

とにかく、これは利用しない手はない、今の自分には渡りに舟やんかと。何としても地域おこし協力隊制度を利用して自分のビール工場を造ろうと、夢が実現出来そうだと思った。

そして、それからは自分に合致しそうな自治体を近畿圏中心に、全国も広げて探しまくった。しかし、募集時期が合わないところや条件が合わないところがほとんど。意外と選択肢が少ないのだ!

まずもって、自己提案型募集をしている自治体が圧倒的に少なかった。それに加えて、委嘱型募集もやはりかなり少なかったのである。

クラフトビールを課題としているところは当然無く、また、昔、役所にいたんで、個人的に公務員に身分なること(臨時職員も含む)だけは絶対にありえなかった。もう、役人は一生、二度と御免被る!

そんな厳しい条件の中で

ほぼ唯一といっても過言ではなかったのが養父市地域おこし協力隊の自由提案型募集だったのだ!

養父市募集要項より抜粋

ホントにこれ以外、近畿圏で自分に合致するところはなかった。もう、養父市に申し込む以外なかったのである。

とまあ、以上が私がビール造りを目指すこととなった大まかな経緯と養父市地域おこし協力隊に応募するに至った次第なのである。

その後の地域おこし協力隊応募云々については次回シリーズで

乞うご期待!?



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