1-1-4 都市部で商売はきびしいんで地方に目を向けてみた

2020年初頭にビール工場を造ろうと動き出したが、年も半ば頃になると、いい条件や場所があっても、都市部では賃料が高かったり、用途地域規制が厳しく、安く低リスクでビール工場を造るのは並大抵のことではできへんなと思い始めていた。

じゃあ、大阪圏から離れた田舎や地方はどうなんやろ?安い物件やら空き家、居抜き物件なんかがあって、規制も緩いんちゃうやろか?

そう考えた私は近畿圏までを捜索範囲にして、それであかんならもう、ビール工場はやめとこかなという気になっていた。

いざ、探すとやはり地方では、いい条件のものもけっこう出てきた。こうなってくるとどこにするかが問題であった。大阪からあまりに遠すぎるのも便利が悪い。いい物件にはある程度の忍耐と運が必要と思っていた。

が、いたずらに時間ばかりが過ぎ行くのも辛い日々ではあった。

精神的にも金銭的にもね。

そんな折に、ふと出会った!

ネットで目にしたのが地域おこし協力隊だったのだ!

正直、地域おこし協力隊というのは何をするのか、しているのか全然わからなかった。っちゅうか名前も知らなかった。こんな制度があるんやと感心した。恐らくだが、都市部の人はその存在をあまり知らないんじゃないか?と思う。田舎暮らしを希望する人くらいにしか浸透してないように感じるし、都市部で生活していて話題にあがったり、聞いたりすることがめったになかった。

しかし、よく調べてみるともしかしたらこれはかなり利用できる可能性があるぞと感じた。

なので、それからしばらくは地域おこし協力隊について徹底的に調べまくった。

それで、ようやくだいたいのことがわかってきたのである。

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